おうち英語

英語のリエゾンが聞き取れない原因は?克服する4つの練習法!

英語のリエゾンが聞き取れない原因は?克服する4つの練習法!

※記事内に広告が含まれます。

英語のリスニングをしていると、どうしても単語と単語がくっついて聞こえてしまい、何を言っているのかさっぱりわからない…なんてこと、ありますよね。
単語帳でしっかり覚えたはずの言葉なのに、いざネイティブスピーカーが話すのを聞くと、まるで違う言語のように聞こえて戸惑ってしまうのは、きっと多くの英語学習者さんが経験する悩みかもしれませんね。
「自分のリスニング力がないからだ…」と落ち込んでしまうこともあるかもしれませんが、どうか安心してくださいね。
実は、あなたが英語を聞き取れないのは、能力のせいではなく、英語特有の「音の変化」に耳が慣れていないだけだと言われています。
この記事では、なぜそのような現象が起きるのか、そしてどうすればスムーズに聞き取れるようになるのかを、分かりやすく丁寧に解説していきます。
この記事を最後まで読んで実践していただければ、これまで呪文のように聞こえていたネイティブの自然な英語が、嘘みたいにスッと耳に入ってくるようになるはずです。
リスニングに対する苦手意識を手放して、私たちと一緒に新しい英語の世界へ一歩踏み出してみませんか?

ネイティブの自然な発音変化がリスニングの壁になっています

英語のリエゾンが聞き取れないと悩んでしまう一番の理由は、ネイティブスピーカーが自然に話す際に生じる音声変化(リエゾンやリンキングなど)に、私たちの脳がまだ対応しきれていないからだとされています。
私たちは学生時代、単語を一つひとつ丁寧に、スペル通りに発音するように教わってきましたよね。
ですが、実際の英会話では、単語と単語が滑らかに繋がったり、一部の音が抜け落ちたりするのがごく自然なことなんですね。
そのため、私たちが頭の中で思い描いている「理想の音」と、実際に耳に飛び込んでくる「現実の音」に大きなズレが生じてしまうと言われています。
このズレこそが、「知っている単語なのに聞き取れない」というもどかしさの正体なんですね。

スペルと実際の音が一致しなくなる理由

では、なぜこれほどまでにスペルと実際の音に違いが生まれてしまうのでしょうか。
その理由を少し詳しく見ていきましょう。
もしかしたら、これを知るだけでも「なるほど!」とスッキリするかもしれませんね。

学校で習う発音との大きなギャップ

私たちが英語の授業で聞いていた音声や、先生がゆっくり話してくれた英語は、学習者さんが理解しやすいように、とても丁寧に発音されていたんですね。
一つひとつの単語がはっきりと区切られていたので、聞き取るのも比較的簡単だったのではないでしょうか。
しかし、ネイティブスピーカー同士の日常会話では、スピードが速くなるだけでなく、言葉をスムーズに伝えるために無意識のうちに音を繋げて話すと言われています。
この「丁寧に区切られた英語」と「自然に繋がった英語」のギャップが、私たちの脳を混乱させてしまう原因になっているんですね。

日本語にはない特有の音声ルール

さらに、日本語と英語の構造的な違いも影響していると言われています。
日本語は基本的に「子音+母音」がセットになっていて、一つひとつの音をはっきりと発音する言語ですよね。
一方で英語は、子音だけで終わる単語がたくさんあります。
その子音で終わる単語の次に母音から始まる単語が来ると、磁石のようにくっついて新しい音を生み出してしまうんですね。
日本語にはこのような音の連結ルールがほとんどないため、私たち日本人にとっては馴染みが薄く、どうしても脳が認識しにくくなってしまうとされています。
だからこそ、聞き取れなくて当たり前なんだと、まずは自分を認めてあげてくださいね。

聞き取りを難しくする代表的な4つの変化

リエゾンと一口に言っても、実はいくつかのお決まりのパターンがあると言われています。
ここでは、特に私たちのリスニングを邪魔しやすい代表的な4つの音声変化をご紹介しますね。
このパターンを知っておくだけでも、リスニングの見え方が少し変わってくるかもしれませんよ。

1. 単語同士がくっつく「リンキング(連結)」

一つ目は、もっともよく耳にする「リンキング」です。
これは、子音で終わる単語と、母音(a, e, i, o, u)で始まる単語が隣り合ったときに、音がくっついて発音される現象なんですね。
たとえば、「turn on」というフレーズを思い浮かべてみてください。
スペル通りなら「ターン・オン」ですが、実際には「n」と「o」がくっついて、「ターノン」のように聞こえると言われています。
他にも、こんな例があります。

  • an apple(アン・アップル → アナップル)
  • check it out(チェック・イット・アウト → チェケラウ)
  • good idea(グッド・アイデア → グッダイデア)

文字で見ると簡単な単語ばかりですが、音が繋がることで全く別の単語のように聞こえてしまうんですね。

2. 音が弱くなる・消える「リダクション(脱落)」

二つ目は、あるべきはずの音が発音されなかったり、とても弱くなったりする「リダクション」と呼ばれる現象です。
特に、同じような子音が連続する場合や、文末の破裂音(t, d, p, b, k, gなど)でよく起こるとされています。
たとえば、「good boy」は「グッド・ボーイ」ではなく、「グッボーイ」のように「d」の音がほとんど聞こえなくなりますよね。
また、「at」や「to」などの前置詞も、文脈の中では重要度が低いため、極端に弱く発音されることが多いと言われています。
音が消えてしまうなんて、まるで手品みたいで少し戸惑ってしまいますよね。

3. Tの音がラ行に変わる「フラッピング」

三つ目は、主にアメリカ英語でよく見られる「フラッピング」という現象です。
これは、「t」の音が母音に挟まれたときに、日本語の「ラ行」や「ダ行」に近い音に変化することを指します。
一番有名な例が、水という意味の「water」かもしれませんね。
イギリス英語では「ウォーター」と発音されることが多いですが、アメリカ英語では「ウォラ」や「ワラ」のように聞こえるとされています。
他にも、以下のような単語でよく起こります。

  • letter(レター → レラー)
  • party(パーティー → パーリー)
  • better(ベター → ベラー)

「t」の音だと思って探していると、いつの間にか通り過ぎてしまっていることが多いんですね。

4. 機能語が弱く短くなる「弱形」

四つ目は、文法的な役割を果たす単語(機能語)が、弱く短く発音される「弱形」です。
代名詞(he, she, himなど)や接続詞(and, butなど)、助動詞(can, willなど)がこれに当たります。
たとえば、「you and me」の「and」は、「アンド」としっかり発音されることは少なく、「ン」や「アン」のように短く添えられるだけになることが多いと言われています。
そのため、「ユー・ン・ミー」のように聞こえてしまうんですね。
メインの単語(名詞や動詞など)に比べて、機能語はリズムを整えるための裏方のような存在になっているのかもしれませんね。

リエゾンを克服してリスニング力をアップさせる練習法

ここまで、英語が聞き取れなくなる原因や種類についてお話ししてきました。
「なんだか難しそう…」と感じてしまった方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫ですよ。
正しいステップで練習を重ねれば、誰でも少しずつ聞き取れるようになると言われています。
ここでは、効果的だとされている克服法をいくつかご紹介しますね。

スクリプトを見て音の変化を目視で確認する

まずは、音声を聞きながら英語のスクリプト(台本)を一緒に目で追ってみるのがおすすめです。
そして、自分が聞き取れなかった箇所や、「あれ?」と思った箇所に印をつけてみてください。
そうすることで、「ここではリンキングが起きているんだな」「ここは音が消えているんだな」と、視覚的に理解できるようになると言われています。
答え合わせをするような感覚で、まずは脳に「音の変化のルール」を教えてあげることが大切なんですね。

ディクテーション(書き取り)で弱点を見つける

次におすすめなのが、聞こえてきた英語を一語一句書き取る「ディクテーション」です。
少し手間に感じるかもしれませんが、これをすることで自分が「どの音を聞き逃しているのか」「どんなリエゾンに弱いのか」がハッキリと分かるとされています。
短い文からで構いませんので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
書き取れなかった部分こそが、あなたの伸びしろなんですよ。

シャドーイングでネイティブの音をそっくり真似る

リエゾンを克服するための最強のトレーニングとも言われているのが、「シャドーイング」です。
聞こえてきた音声のすぐ後を追うように、影(シャドー)のように声に出して真似る練習法ですね。
ネイティブの発音やリズム、音の繋がりをそのまま口に出して再現することで、自然とリエゾンの感覚が体に染み込んでいくと言われています。
「自分が発音できる音は、聞き取ることができる」と言われているくらいですから、声に出す練習はとても効果的かもしれませんね。

焦らず自分のペースで英語の音を楽しんでいきましょう

いかがでしたでしょうか。
英語のリエゾンが聞き取れない原因と、その克服法についてお伝えしてきました。
今まで呪文のように聞こえていた英語も、音の変化のルールを知ることで、少しだけ謎が解けたような気がしませんか?
もちろん、今日明日ですぐに完璧に聞き取れるようになるわけではないかもしれません。
でも、お伝えしたディクテーションやシャドーイングなどの練習を少しずつでも続けていけば、ある日突然、「あ、今単語が繋がって聞こえた!」と感動する瞬間がきっとやってくると言われています。
私たち日本人が英語の音に苦労するのは、言語の仕組みが違うからこそであって、決してあなたのせいではありません。
だからこそ、無理に完璧を目指すのではなく、ネイティブ特有の言葉のメロディを少しずつ楽しむような気持ちで向き合ってみてくださいね。
あなたの英語学習の旅が、もっと楽しく、豊かなものになることを心から応援しています。
一緒に、焦らずゆっくりと進んでいきましょうね。